デパス(エチゾラム)の服用方法

抗不安薬デパス(エチゾラム)は、症状によって用量が変化します。

  • 神経症、うつ病の場合
    1日の最大服用量を3mgとし、1回1mgを3回にわけて服用。
  • 不安や緊張を解消するための場合
    1日の最大服用量を1g程度とし、1回0.5mgを2回にわけて服用。
  • 心身症、頚椎症、腰痛症、筋収縮性頭痛など、筋緊張に対しての場合
    1日の最大服用量を1.5mgとし、1回0.5mgを3回に分けて服用。
  • 睡眠障害の場合
    1日1 - 3mgを就寝前に1回服用。

以上の用量は成人の場合です。
高齢者の場合は、体内に薬剤が残存しやすいため、1日の最大量を1.5mgまでとします。

服用の際は、水かお湯で流し込むように服用します。
服用はできる限り食後など、胃の中に食べ物が入っているほうが効果的とされています。

デパス(エチゾラム)服用と依存と辞め時

依存

デパス(エチゾラム)の服用に際して危険視されるのは、依存です。

薬の効果が強力かつ効果時間が短いエチゾラムは、ついついエチゾラムに頼ってしまい、服用回数が増え、デパス(エチゾラム)が無いと不安、という状態に陥りがちなのです。
服用している期間や量が多いほど、身体が薬に慣れてしまうのも原因のひとつです。

一概に依存を怖がって服用をしないというのも偏った判断で、デパス(エチゾラム)は適量を服用していけば効果的なお薬です。

服薬期間や服薬量を適宜見直しながら、漫然と飲み続けないように気を付けて使っていく必要があるということです。

デパス(エチゾラム)の服用期間は短いにこしたことはありません。
症状が緩和され、良くなってきているのを感じるのに「なんとなく」や、「やめたら不安」という理由で服用を続けるのは危険です。
基本的に抗不安薬は長期間服用し続けるものではなく、症状がつらい期間にだけ服用する一時的なものなのです。

頓服薬とは

まず、頓服とは症状が出た時にだけお薬を服用することです。

頓服はあくまでその場しのぎで根本的な解決にはなりませんが、あまりにも症状が苦しい場合はその場しのぎであっても症状を抑えたほうが良いこともあります。

頓服約は症状があるときに緊急で使うものですから、「即効性があって効果がある程度強い」ことが大切です。
デパス(エチゾラム)は、効果発現までに約3時間程度と即効性が低いものの、効果は強力であるため、飲んで数十分もすると抗不安作用・筋弛緩作用を感じられる方もいます。
そのため頓服薬としても用いられることがあるのです。

頓服としてのエチゾラム

不安やイライラ

デパス(エチゾラム)は、抗不安薬であるため、頓服服用する場合は、一時的に不安が強くなってしまった時や、不安が強くなる事が予測される時などです。

具体的には、パニック障害などの患者さんの不安発作や、あがり症の人の人前でのスピーチや発表の時、人ごみの苦手な人が電車に乗るとき、など不安を一時的に軽減させたい場合にデパス(エチゾラム)は効果的です。

他にもエチゾラムは、筋弛緩作用と催眠作用があるため、肩こりや頭痛がひどい時や、眠れない時に使うこともできます。

デパス(エチゾラム)は効果発現までが約3時間程度で、作用時間は6時間程度です。
効きが最大になるまでには3時間ほどかかりますが、デパス(エチゾラム)は効果が強力なため、内服後数十分で穏やかに効果を感じ始める人も少なくありません。
とはいえ、数秒、数分で効果が出るわけではありませんので、不安が高まる前に服用することが理想的です。

スピーチや発表や、就寝など時間がある程度決まっている場合は、目的の3時間前に服用できるとベストでしょう。
最低でも30分前までに服用しておけば、個人差はありますが、ある程度安定した効果を得ることができると言われています。

頓服服用時のデパス(エチゾラム)の服用量

頓服として服用する場合のデパス(エチゾラム)の服用量は、1回0.5mgが一般的です。
0.5mgでは効き目が不十分な場合は1.0mgを服用するという方や、0.5mgでは効きすぎるという場合は0.25mgなど低用量で服用する場合もあります。

1.5mgや3.0mgといった高用量を頓服として服用することが禁忌ではありませんが、推奨はされていません。
副作用の眠気やふらつきが強く出てしまう場合や、高用量の服用は耐性・依存性の発生を早めてしまう危険性が伴います。
高用量を服用すれば、強い効果がありますが、副作用や依存の危険が大きくなる、ということも忘れてはいけません。

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